現地のホントに知りたい情報集
作成 学生団体GEO 代表 新村拓也1.準備編
お金
日本円の現金で持って来る以外に以下の方法が有効です。- 日本でクレジットカードを作る。
- 中国で現金が無くても日本の口座に有れば支払が可能。
- 日本の銀行で「銀聯」対応のキャッシュカードを作る。
- 中国の銀行で口座を開き、日本から送金してもらう。
- 送金手数料が高い。外貨送金の受領に5営業日以上かかる。
- トラベラーズ・チェックを作る。
- 手数料が高い。銀行での換金が面倒。
旅行保険
- 現地でのけがや病気の心配がある人は旅行保険に入る事も必要です。
- 海外旅行付帯保険の付いているクレジットカードを作る。
- 期間内は無料で日本の大手損保会社提供の医療保険が使える。
- 日本の損害保険会社等の旅行保険に加入する。
- 料金が高い
- 大学側が設定する中国の損害保険会社等の旅行保険に加入する。
- 適応される範囲は非常に狭い。(死亡・重度のけが等のみ)
届け出事項
- 在留届け
- 海外に長期間滞在する日本人は最寄りの大使館・領事館に届け出を出す必要がある。ネット上でも登録可能。
- 現地の危険情報をメールで受信できる。天災や戦争等で緊急避難が必要な場合、救済対象に入れてもらえる
- 海外転出届け
- 海外に6カ月以上滞在する場合、市町村の住民票を停止し海外転出にする。
- 市民税が免除される。
衣服
- 上海は鹿児島と同じ緯度ですが、気温は東京・大阪等に近いので、衣服はそれに合わせればOKです。
- 上海にはユニクロ・H&M・ZARA等があるので、肌着等の消耗品は現地で調達可能。
食材・調味料
上海には和食を含め世界各国のレストランがあるので、食べ物で不自由はしないで済みます。しかし、自炊したい人は古北地区にある日本食材店で大抵の調味料は調達できますが、値段が日本市価の2倍なので、特別にこだわりのある人は持参必要。
メールアドレス
中国ではGoogleの使用が著しく制限されています。この関係でgmailもつながり難くなる場合があります。gmail以外のメルアド(hotmail, Yahoo、等)も準備しておくとより安全です。
学校選び
上海の大学は一部を除き、南西部の「学園都市地域」に移動となっています。よって市内にあるキャンパスには「事務部門、留学生部門、大学院生部門、等」のみしか残されておらず、「留学生として折角通ったキャンパスで、中国人学生との交流のチャンスが無かった」という冗談のような実話もあります。
大学を選ぶ時には留学生の行くメインキャンパスに、「本科生(4年制学生)が居る事」及び、「(相互学習ができる)日本語学科の学生が居る事」を条件に選んでみては如何でしょうか。この条件に合う著名大学としては、復旦大学、華東師範大学、等があります。